【実録】病棟ナース時代のほんとにあった怖い話(4)
こんにちは、ぽぽこです。
1歳男児のママをしています。
絵日記ブログ描いてます。
今回は実録ホラー漫画の最終話です。
病棟ナース時代のほんとにあった怖い話(4)
男の人の正体
私ができること
あとがき
職業柄『死』について考える機会が多かったので、ここで少し語りたいと思います。
闘病中などで気が滅入りそうな方はどうか飛ばしてください。
私がいた病棟はご高齢の患者さんが多く延命を希望されず、状態が悪くなればそのまま自然な形で看取ることになる方が多かったです。
※もちろん全力で延命にあたる方もいます。ご本人とご家族の意志が優先されます。ちなみにここで言う延命というのは喉から管を入れて呼吸器につなげたり等の医療行為のことです。
看取ると言っても出来る限り自然に回復できるように、出来る限り苦痛が緩和されるように、酸素療法だったり点滴だったり一生懸命いろんな処置を行います。
何となく死期がわかると言いましたが、本当に自分の心の中だけで何となくそう思うだけで断言などはできません。お医者さんでも詳しい余命はわからないのでそりゃそうです。
でもたぶんですが、毎日患者さんを継続して看てる看護師だったらみんなそう感じる時があるんじゃないかなと思います。
血圧が下がってきたり、おしっこが少なくなってきたり、痰が増えたり、食欲が無くなってきたり、なんかいつもと様子が…って。
期間は人によってバラバラですが、患者さんの身体は徐々に変化がみられます。
今まで本当に苦しい中よく頑張ってきたのを見ているので、看取る瞬間いつもどうか安らかにと本当にいつも願います。人間にはそれしかできないので。
霊魂とか死後の世界についてはよくわからないですし目に見えないのでぼんやりとしか考えられないですが、行き場所がわからず今も病棟をさまよっているのだとしたら…そんな悲しいことってないと思います。
これが職場じゃなくて、例えば学校とかで幽霊を見てしまったらめちゃめちゃ怖いしほんとムリってなると思うんですが…何だか患者さんと重ねて考えてしまいます。
ホラー漫画というより生と死について考える話になっちゃいましたね。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
次回からはまた育児漫画再開しま~す!ではでは。
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